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土塊の家

井の頭公園のほど近くに建つ住宅です。 建ぺい率の制約により、小さな敷地の半分しか建物が建てられない、 言い換えれば敷地の半分が庭になってしまうことから、 「いっそ庭を部屋のように使いたい」 「庭のなかに暮らすような住まいにしたい」 そんな思いで設計をはじめました。 試行錯誤の末、建物と中庭からなる住空間全体を、16の小部屋に切り分けることを思いつきました。庭は「庭部屋」となりました。 この住宅にはリビングがありません。かわりに図書室、仕事部屋、ラウンジなど、家族各々が気ままに過ごすための小さな居場所が、いくつも用意されています。 それぞれの部屋は大きな穴を介してつながり、家と庭がひとつの大空間のようにもなっています。 内外の壁は、この土地から出た武蔵野台地の黒土です。 いまも畑と住宅が混在する武蔵野の風土に寄り添いながら、どこか懐かしい、土のかたまりのような建築をイメージしています。 Located near Inokashira Park, this house was designed in response

Bathroom in Blue

 小さなバスルームの改修です。主な利用者である海外からのゲストのため、日本らしさが感じられながらも、シンプルで使いやすい空間が求められました。水に濡れて鮮やかに発色する十和田青石と、伝統的な釉薬による青磁のタイルを組み合わせた、淡い青色のバスルームです。This project is a renovation of a small bathroom.Designed primarily

DEN Karuizawa Miyota

https://youtu.be/bV-pILsM-60 森の小さな別荘です。斜面地のため、平らな床面をつくると高基礎によるコストがかかるだけでなく、豊かな周辺環境と建築が分断されてしまいます。そこで床レベルを3つに分け、地形に沿って階段状に下がる構成とすることで「森の斜面地にそのまま暮らしているような」体験ができる住まいを考えました。一番低いレベルはL字型に折れ曲がり、森と一体化するサンルーム。中段のレベルにリビング・ダイニング、最上段のレベルに寝室を配し、斜面地を上るにつれてだんだんと森からの距離感が生まれ、プライバシーも高まる構成としています。大屋根の下で、森と暮らしが柔らかく溶け合うような空間を目指しています。用途 別荘 | 延床面積 75㎡ | 所在地 長野県御代田町

和邇のコート・ハウス

https://youtu.be/mo5XjSBU2b8 琵琶湖を望む高台の住宅です。愛犬家のお施主さんから、犬と暮らしやすい住まいが求められました。周囲の住宅からプライバシーを確保しつつ、愛犬たちと開放的に暮らせるよう、中庭のある平屋としました。琵琶湖を一望できる小さな中庭は、まるでリビングの一部のような、居心地の良い空間になりました。室内はほぼワンルームですが、中庭を囲むように折れ曲がることでゆるやかに区切られ、色々な居場所をつくっています。朝は琵琶湖を望むテーブルでコーヒーを飲み、午後は中庭のそばの大きなソファで昼寝をする・・・といったように、季節や時間にあわせて好きな居場所を選べる、おおらかで気楽な雰囲気の住まいを目指しました。We designed a house on a hill overlooking Lake Biwa.

金閣寺東の町家

https://youtu.be/KJr5L8CFIUo  築98年の京町家を改修した住宅です。かつて西陣には織物職人の工房兼住居が建ち並び、この町家もその一つでした。新しい家主も自宅を仕事場としますが、その職住一体の暮らしは西陣の歴史に深く根付くものです。ならば町家の姿形だけでなく、生活と商いが混じり合う豊かさも残したいと考えました。ミセノマは仕事場に、ダイドコはキッチンにといったように、往時の使い方もできるだけ引き継いでいます。西陣町家の特徴である背の高い織機を置くために掘り下げられた土間は、形はそのままにモルタルで包みリビングとしました。高さの違う床が、ひとつながりの空間の中に小さな居場所を生み出しています。糸屋格子から光がにじむ書斎、灯りのともる小さな食卓、そして竪穴住居のような半地下のリビング。それらを季節や気分にあわせて渡り歩くような、気ままで懐かしい住まいです。This residence is a renovated Kyo-machiya built 98 years ago.